こんにちは。アメリカ在住のジェイ(@Jay19878)です。2019年からアメリカ駐在しています。
・アメリカ出張の予定が入ったんだけど何を準備したらいいんだ?
・アメリカのホテルってどんな感じなんだろうー?
アメリカ出張が入った方、何を持っていくか、持ち物に悩みませんか?
私は初のアメリカ出張ではまったく生活が想像できず、持ち物に悩みました。
そこでアメリカ駐在歴5年目私が日本から持っていくべき持ち物をズバリ伝授したいと思います。
アメリカ出張に本当に必要なものだけをピックアップしました。
忘れがちなアイテムは使い捨てスリッパ!
これを忘れるとホテル滞在満足度がガタ落ち
アメリカ人に渡すお土産に悩んでいる方は以下リンク先をぜひご覧ください!
はじめに
日本の常識はアメリカで通じないことが多々あります。
文化や慣習の違いで日本では当たり前のことが、アメリカでは当たり前ではなくなります。
異文化の中での生活や仕事は、普段の生活と異なるため、しっかりと準備を行うことが大事ですね。
その準備の中でも、アメリカに持っていくものには気を遣うと思います。
こここから「アメリカ出張に必要でわすれがちな持ち物」を中心ご紹介してきます。
アメリカ出張の必需品
これらは間違いなく準備していきましょう。アメリカ入国に必要なものが中心です。
パスポート
アメリカへの渡航時は、原則として、滞在期間に加えて6か月以上のパスポート残存有効期間が必要です。
しかし、日本のパスポートを持っている方は、こちらの要件が免除されます。Six-Month Clubと言います。
よってアメリカ出国日まで期限が有効なパスポートをもっていれば入国が認められます。
ただしあまり有効期限ギリギリのパスポートを持っていると不安になると思うので、余裕をもって更新しておきましょう。
ビザ・ESTA(ビザ免除プログラム)
アメリカに出張(期間限定)で行く人はESTAを申請することになります。
ビザ免除プログラム(VWP)は、特定の国籍の方が米国に渡航する場合、有効なパスポート、往復または次の目的地までの航空券・乗船券を所持し、渡米目的が短期の商用や観光であれば、ビザなしで米国に90日以下の滞在が可能となるプログラムです。
VWP対象国の方はビザを申請することもできます。全ての国がビザ免除プログラムに参加しているわけではありません。また、VWP参加国のすべての方がビザ免除プログラムを利用できるというわけでもありません。渡米に際して、ビザ免除渡航者は、電子渡航認証システム(ESTA)で認証され、米国入国地で確認される必要があり、米国国土安全保障省(DHS)のUS-VISITプログラムに登録される必要があります。
在日米国大使館と領事館
電子渡航認証システム(ESTA)から申請しましょう。
英語で驚くかもしれませんが、日本語に変更可能です。
ESTAは24時間申請可能です。
一般的な審査時間は72時間=3日間と言われているので渡航の3日前には申請しておきましょう。
感覚的には申請後24時間以内には承認されていることが多いです。
航空券・eチケット・アプリ
会社の出張であれば航空券は会社指定の旅行代理店経由で航空券を手配すると思います。
航空代理店が送ってくるeチケットを印刷することはお忘れなく。
各航空会社のスマホアプリを事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
搭乗の際にQRコードを見せるだけで済みます。帰国時もいれておくと便利です。
滞在ホテルの予約表
おそらく出張先の現地駐在員がホテルを取ってくれることが多いと思います。
その場合は、ホテル予約表と予約番号を念のためもらっておくようにしましょう。
それを印刷してもっておけばOKです。
ちゃんと予約が取れていたら、ロビーでパスポートを提示すれば、チェックインできます。
現金・クレジットカード
クレジットカードを3枚ぐらい持っていきましょう。VISA、Mastercard、AMEXのどれかにしましょう。
特にVISAであればどこでも使えます。AMEXも日本とは違いほぼどこでも使えます。
アメリカはほぼクレジットカードだけで生活できます。現金はあまり出番はないと思います。
スマホが使えるようになっていればアップルペイも結構使えます。
私は、現金も一応持ち歩いていますが、ATMでお金をおろすのは年に数回程度です。
もし海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持っていない場合は、海外旅行傷害保険が自動付帯のエポスカード がおすすめです。
クレジットカードは3枚もってこよう!
1枚しか持ってこずに出張期間が延長になった人がカードの限度額超えていることもあったよ
アメリカ出張のフライト必需品
アメリカ出張時の長時間フライトを快適にするための必需品をご紹介します。
スーツケース
4泊以上するのであれば機内預け入れサイズのスーツケースを持っていくことにしましょう。
アメリカにおみやげを持っていく、アメリカからおみやげを持ってかえることを考えると、機内預け入れサイズの方が良いです。
小さいスーツケースで行くと、その後何を買うにしてもスーツケースのサイズを気にかけ続ける必要があるからです。
機内預け入れする際は、基本国際線は無料です。大きさによって料金は変わらないので大きい方がベターです。90Lぐらいが特におすすめ。
アメリカ出張のスーツケース選びのポイント
- 鍵がTSA(Transportation Security Administration)対応
- 頑丈
- 色が黒以外
もしTSAなしで鍵をかけてしまうと、むりやりスーツケースをこじ開けられて壊されることがあります。
また、アメリカの航空会社のスーツケースの取り扱いは極めて雑です。まず間違いなく投げられます。
おすすめのスーツケースブランドは「アメリカンツーリスター(大衆向け)」と「サムソナイト(高級志向)です。
アメリカンツーリスターは今はサムソナイトに買収されて、同じ会社のブランドです。
サムソナイトと比較して、軽量かつ安価なスーツケースとして有名です。
もし今後海外出張や旅行の予定がない!という方は【アールワイレンタル】 で安価にレンタルすることも可能です。
アメリカンツーリスター サムソナイト リモア使い捨てアイマスク
めぐりズム蒸気でアイマスク、これは長時間フライトに必須アイテムです。
日本→アメリカのフライトは10時間は超えると思います。
なかなか眠りたいときに眠れなかったりするとストレスですよね。
これを付けるとスッと眠ることができます。
まだ使ったことがない人は、だまされたと思って試してみてください。
私も妻に言われて半信半疑で使ってみたらみごとにハマりました。
長時間フライトのライフハックです。
ネックピロー
ネックピローは少し値段が高くても、コンパクトに折りたためるタイプがおすすめです。
たためないタイプだと持ち運びが結構邪魔になります。
フライト中の眠りの質はなんとかして高めたいですよね。
これを使うとうとうとしている最中の首のカクンを防止することができます。
耳栓
耳栓も心地よい眠りには不可欠です。
なお長時間フライトだと機内でも配られることも多いです。
耳栓は機内で配られるもので十分です。(デルタ航空は国際便であれば耳栓が配られます。)
ただし配られないケースを想定して買っておいても良いと思います。
ワイヤレストランスミッター
飛行機ではイヤホンが配られますが、あのイヤホンかなり品質低いですよね。
デルタ航空で配られるイヤホンは日本の100均一以下のクオリティで、音声もごわごわしていて聞きづらいです。
AirPodsなどのワイヤレスイヤホンを持っている方は「自分のAirPodsと接続できたらなー」と間違いなく思います。
そんなときに使えるのがこのワイヤレストランスミッターです。
画面近くのソケットに差し込み、Bluetooth接続すると、画面の音声をAirPodsで聞くことができるようになります。
機内で配られるイヤホンとの音質の差に驚くこと間違いなしです。
パーカーなどの防寒用品
たいていの場合、機内は寒いです。
クーラーをオフにしても、隣の人がガンガンにつけていると冷気がくることも。
そういう場合に備えて、さっと羽織れる薄手のパーカーは用意しておくほうがベターです。
アメリカ出張にホテル滞在必需品
アメリカでのホテル滞在を快適に過ごすためのマストアイテムをご紹介します。
使い捨てスリッパ
使い捨てスリッパは必ずもっていってください。
これリストの一番上のパスポートの前に持っていこうかとおもっていたぐらいです。
今まで行ったアメリカのホテルでどんな高級なホテルでもスリッパがあったことはありません。
アメリカは家の中で靴を脱がない家庭が多いので、ホテル室内で靴を履くことに違和感がないのだと思います。
ホテル室内を靴のままでいなきゃいけないのって結構日本人としては苦痛なんですよね。
かさばらないような薄めのものがおすすめです。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ(旅行用)
アメリカのホテルにシャンプー、コンディショナー、ボディーソープはあります。
ただし、日本のホテルでもそうですが、質は期待しないほうが良いです。
8割の確率でギシギシになります。
ボディーソープは石鹸が置いてあることが多いです。
石鹸はタオルで広げればなんとか使えることが多いので、私はシャンプーとコンディショナーは必ず持っていくことにしています。
歯ブラシ・歯磨き粉(旅行用)
アメリカのホテルに歯ブラシもおいてあることはまずありません。
たいていはホテルのロビーで買うこともできます。
ただしホテルで売っているようなアメリカの歯ブラシは日本人の繊細な口にはあいません。
必ずもっていきましょう。
アメリカの歯磨き粉の当たり外れが多いので危険です。かなりまずい味もあるので注意。
綿棒
アメリカのホテルに綿棒はまずないです。
日頃から耳掃除をする方は、家から滞在日数分だけもってきましょう。
アメリカの綿棒はなんだかごつくてごわごわしています。
洗濯ネット
1週間以上の長期滞在する人は洗濯ネットも持ってきましょう。
洗濯ネットに一日ごとの衣類をスーツケースにいれておくこともおすすめです。
洗剤はホテルのロビーやランドリールームに自販機がおいてあることが多いです。
薬
アメリカでももちろん薬は買えますが、効能が強いです。
日本の薬局では買えないようなものが普通にスーパーで売られています。
よって日本で使っている薬は持ってきましょう。
ただし「開封しない」「どのような薬か簡単に英語で説明できる」ことをおすすめします。
アメリカ入出国時に税関検査でバッグを開けられたときに、余計な混乱を生まないためです。
アメリカ出張を快適にする電子機器類
必需品とまではいかないものの、アメリカ出張を快適にサポートしてくれる電子機器類をご紹介します。
スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどの電子機器
これらについてはあえて細かくは記載しません。
基本は会社支給のパソコンを持っていくことになると思います。
出張の目的のあわせて、みなさん持ってください。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは持っていきましょう。
海外(アメリカ)ではなにかとスマホを使う頻度が増えるはずです。
スマホのバッテリーがきれると不安になってしまうと思います。
そうならないためにもバッテリーは充電された状態で持ち運ぶことをおすすめします。
たとえSIM契約をしていなくても、Wi-Fiを探せば接続できますので。
モバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiもしくはアメリカで使えるSIMカードはもっていくべきです。
たしかにアメリカは公衆Wi-Fiが日本よりは広まっていますが、どこにでもあるわけではありません。
このご時世、電波がない生活はもはやできなくなってしまっています。
ビジネス出張であればパソコンを接続する機会も多くあると思います。信頼できるアメリカ対応Wi-Fiを持っていきましょう。
おすすめは海外専用グローバルWiFi です。
- アメリカ対応(4Gだけでなく5Gも対応)
- 空港で受け渡し可能
- 海外用Wi-Fiレンタル利用者数が6年連続ナンバー1
- 24時間365日サポート
Wi-Fiは通信トラブルの懸念があるので、やはりサポート体制が整っている大手がおすすめです。
スマホSIM
モバイルWi-Fi以外にもアメリカ対応SIMカードを用意することもできます。
その際はデザリング対応しているSIMにしましょう。
SIMカードのメリットは以下ですね。
- 朝時間がない中での空港でのWi-Fi受け取りのやり取りをなくせる
- 出張先でモバイルWi-Fiを持ち運ぶ必要がない(壊すこともない)
- モバイルWi-Fiの充電を気にする必要がない
おすすめは【Glocal eSIM】 です。
- eSIMのため、スマホ1台で注文から開通までオンラインで完結
- アメリカ対応、デザリング対応(10ギガバイトまで)
- 手持ちスマホだけで簡潔。モバイルWi-Fi持ち運び不要
注意:事前にスマホがeSIMに対応しているか確認しましょう
通訳アプリや翻訳機器
英語でのコミュニケーションに不安がある方は翻訳アプリを準備しておきましょう。
スマホアプリであれば「Google翻訳」で十分です。
ただしスマホを使う際はネットワークが必要であることをお忘れなく!
【アールワイレンタル】 でポケトークをレンタルすることも可能です。
Wi-FIやSIMカードを持っていかない方は、ポケトークがおすすめです。SIMが内蔵されています。
POCKETALK(ポケトーク)Wアメリカ出張で車を運転する際に必要な持ち物
アメリカ出張で運転をご予定されている方に準備するべきものをまとめました。
アメリカは車社会ですので、公共交通機関が都会以外は限られています。
車を運転せざるを得ない方は参考にしてください。
国際運転免許証
ハワイやグアムを除きアメリカでは日本の運転免許証は使用できません。
その代わりに国際運転免許証を発行することでアメリカでも運転が可能になります。
住民登録のある都道府県の運転免許センター、運転免許試験場、または指定警察署で申請ができます。
運転免許センターであれば即日発行してくれます。料金は2,400円程度です。
サングラス
アメリカで運転する際に必須となるのはサングラスです。
私は日本で運転する際はサングラスはしない派でした。あまりまぶしいと感じないからです。
しかしアメリカでは必須でした。
なぜなら単純に日差しが強いから、太陽を遮る高い建物がないからです。
個人的には、レイバンでおりたためるタイプがおすすめです。
見た目もかっこ良いので私はこのレイバンの折りたたみタイプを3個もっていたりします。
スマホホルダー
アメリカの車(レンタカーを含む)にはカーナビはまずついていません。
スマホアプリの「グーグルマップ」や「Waze」をカーナビとして使っています。
そこで必要になるのがスマホホルダーです。
アメリカで多くの人は、上記のようなスマホホルダーをエアコンの排出口に取り付けています。
レンタカーに取り付けする場合は、以下のような粘着パットで貼り付けるタイプはあまりおすすめしません。粘着が弱くなりすぐクタっとしてしまうためです。
充電ケーブル
スマホをカーナビ代わりとして使うので充電が減るため、充電ケーブルは必須です。
充電ケーブルは何でもかまいません。
スマホ充電用に持っていると思うのでそれを使うこともできますが、ホテルから持っていたりすることを考えるともう1個もっていくことをお勧めします。
アメリカ出張でダウンロードしておくべきスマホアプリ
アメリカ出張時に予約しておくと便利なアプリをご紹介しておきます。
日本でダウンロードできない場合は、以下リンク先の裏技を使うとアメリカのアプリもダウンロードできます。
以下は、アメリカから日本のアプリをダウンロードするやり方ですが、反対に日本からアメリカのアプリをダウンロードすることも同様の手順で可能です。
配車アプリ(Uber / Lyft)
アメリカではUberやLyftが使えます。
タクシーだと行き先を伝えたり、チップを考えたりする必要があります。
一方でUberなどの配車アプリであれば、行き先はアプリ上で事前に選ぶことができ、チップ金額も乗車後にゆっくりと選ぶことができます。
アメリカで生活するとUberやLyftは不可欠なアプリになるはずです。
航空会社アプリ(Delta / American / Unitedなど)
搭乗する航空会社のアプリも事前にいれておきましょう。
QRコードをかざすだけで搭乗ができたり、時間に変更があると通知がきたりといろいろと便利です。
駐車場予約アプリ(Bestparking)
出張先や行き先に駐車場があるか?ちゃんと空きがあるか?心配になりませんか?
そういった場合はかんたんに駐車場予約ができるアプリが便利です。
私もどこかお出かけをする際は、このアプリを使って事前に駐車場を予約しています。
使い方も簡単で、駐車場入り口ゲートにアプリで表示されるQRコードを提示、もしくは事前にナンバープレートが登録してあるので何もせずただ車を停めるだけでOKです。
Google Translate
おそらく私に言われなくてもすでにダウンロードしていますよね?
いろいろと翻訳アプリがありますが、私が使い続けているのはGoogle Translateです。
シンプルイズベスト!
カーナビアプリ
日本では車のナビアプリといったらGoogle Map一択だと思いますが、アメリカではWazeもおすすめです。
Wazeの良いところは危険物(非常停止した車、動物の死骸-これが田舎ではよく出くわす)や警察の取り締まり)などもアナウンスしてくれます。
私も基本アメリカで運転する際はWazeを立ち上げています。
アメリカ出張にいらないもの
ただでさえかさばる海外出張では、極力余分な荷物は減らしたいですよね。
逆にアメリカ出張に持ってこなくてもよいものをまとめました。
折りたたみ傘
アメリカは車社会です。広大な駐車場もあります。
雨が降っている日はアメリカ人は駐車場から入口まで走ります。
アメリカにきて4年半が経ちますが、アメリカで傘を差したことは来たばかりの頃に2-3回程度です。
変換プラグ
日本の電化製品の場合、アメリカ出張時に変換プラグは不要です。
変換プラグなしで、そのままコンセントに差し込むことができます。
アメリカの電源プラグ・コンセントは、日本と同じAタイプです。(なおカナダも同じAタイプです)
ただし、アメリカと日本は電圧はことなります。アメリカは120ボルトで、日本は100ボルトです。
アメリカは日本よりも20ボルト高いです。
電化製品の電源プラグに120ボルト対応と書かれていない場合は、変圧器を使いましょう。
電子辞書
英和辞典や和英辞典がつまっている電子辞書は便利ですよね。
ただ今はスマホで全部すみます。
スマホに翻訳や辞書アプリをいれて、アメリカ対応のWi-FiやSIMカードを契約しておきましょう。
地図、ガイドブック
電子辞書と同じくスマホがあれば不要です。
グーグルマップのほうが地図より便利なことはあきらかです。
まとめ
この記事ではアメリカ出張で必要な持ち物をご紹介しました。
パスポートや航空券の予約はすぐに思い浮かべるとは思いますが、それ以外の小物は持ってき忘れると意外とストレスになりますよね。
私はアメリカのホテルにスリッパが用意されていないことが衝撃でした。
そしてホテル内をビジネス用の革靴で滞在しなくてはいけないことが地味なストレスでした。
荷物は多すぎるのも持ち運びが面倒でいやですよね?
よって今回は本当に必要なものだけを抜粋してご紹介しています。
ではみなさんのアメリカ出張が快適な旅になることを心から願っています。
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