こんにちは。アメリカ在住のジェイ(@Jay19878)です。2019年からアメリカ駐在しています。
アメリカ出張が入った方、アメリカに留学することになった方、アメリカ人に会う予定ができた方、一体何をお土産にしたらいいか迷いませんか?
私もアメリカ赴任前に一体何を買っていったらいいかわかりませんでした。
そこで今回はアメリカ駐在歴5年目の私がアメリカ人に喜ばれるお土産14選を紹介します。
アメリカ人に直接聞いた「アメリカ人が喜ぶ理由」も書いてあるので必見です。
やっぱり和菓子がいいのかな?
日本っぽい抹茶味が喜ばれるのかな?
実はアメリカ人には和菓子より日本の洋菓子が喜ばれるよ
(参考)アメリカ出張にもってくるべき持ち物をまとめた記事です
- そもそもアメリカにお土産文化はあるのか?
- アメリカ人にお土産は必要?不要?
- 結論:洋菓子がおすすめ
- アメリカ人に喜ばれるお土産①キットカット(日本限定フレーバー)
- アメリカ人に喜ばれるお土産②ヨックモック シガール
- アメリカ人に喜ばれるお土産③白い恋人
- アメリカ人に喜ばれるお土産④カントリーマアム
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑤ハイチュウ
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑥アルフォート
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑦-1神戸風月堂ゴーフル
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑦-2北斎ゴーフレット※2024.8更新
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑧亀田の柿の種
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑨フリクションペン
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑩お箸(100円均一)
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑪日本風な付箋(ポストイット)
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑫Jagabee(じゃがびー)※2023.2更新
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑬ピザポテト※2023.6更新
- アメリカ人に喜ばれるお土産⑭日本酒(獺祭)※2024.8更新
- アメリカ人へのお土産におすすめしないもの
- まとめ
そもそもアメリカにお土産文化はあるのか?
実はアメリカにはお土産を頻繁に渡す文化はありません。
Souvenir(おみやげ)という言葉はありますが、どちらかと言えば旅行のお土産に自分用に小物などを買うことを指すようです。
イメージは上の写真のような雑貨が中心ですね。
なので私の会社(日系企業)では日本通なアメリカ人が多いので、お土産を渡すときはSouvenirではなく、”Omiyage”が通じたりします(笑)
アメリカ人にお土産は必要?不要?
私はアメリカ国内旅行をする際はアメリカ人同僚にはお土産を買って帰りません。
アメリカ人同僚も買ってくることはまずありません。
ただ日本に帰ったときは別です。みな日本人が買ってくる日本の”Omiyage”を楽しみにしています。
日本人が日本出張後にOmiyageを買ってくることが習慣になっているからかもしれませんね。
ではここから過去買って喜ばれたお土産13選を紹介していきます。
結論:洋菓子がおすすめ
ズバリ洋菓子がおすすめです。
みなさん和菓子を一生懸命探そうとしているかもしれませんが、一般的にアメリカ人は知らない食べ物にあまりチャレンジをしたがらない人が多いと思いました。
ただよく考えると、これはアメリカ人に限った話ではなく、我々日本人も同じだと思います。
みなさんもよくわからない地域のお菓子を進んで食べようとしませんよね?
自分の知らない食べ物には抗感があります。
アメリカ人は見慣れない和菓子の見た目を奇妙に感じる人が多いです。
例えば、あんこのついた和菓子、羊羹(ようかん)などはあまり好まれません。
アメリカでも売っている安心感のある見た目の洋菓子を買っていきましょう。
アメリカがはじめての人は洋菓子をもっていくことにしよう
和菓子は日本文化に興味のある(知っている)アメリカ人に
アメリカ人に喜ばれるお土産①キットカット(日本限定フレーバー)
まずキットカットを買っておけば間違いないです。特に日本限定フレーバーにはみな飛びつきます。
アメリカ人同僚が「キットカットが400種類もフレーバーがあるのはホントか?」と聞かれたことがありました。
アメリカでも日本のキットカットの種類の多さは話題になるほどです。
KitKat Japanが累計350種類のフレーバーを開発。一番人気は抹茶味
キットカットはアメリカ人に好まれる理由は、キットカットはアメリカ人にとって食べなれたもので安心感があるからです。
また日本にしか存在しないいかにもおいしそうなフレーバーにみな興味深々です。
普通の赤いパッケージのキットカットはアメリカでも買えるので、日本限定のイチゴ味や抹茶味がおすすめです。
アメリカ人も抹茶がどのような味か知っているので、それとキットカットがどのようなコラボ味になるかイメージを膨らませていました。
↓のようなバラエティパックを買えばもう間違いないです。こちらはアメリカ人が喜ぶ日本限定フレーバーがたくさん入っています。
迷ったらキットカットバラエティーパックを買いましょう!
アメリカ人に喜ばれるお土産②ヨックモック シガール
2番手はヨックモックのシガールです。
これも間違いないです。今まであげた人のほとんどが「なんだこのおいしいお菓子は?」という反応でした。
ちょっと失礼かもしれませんが、アメリカにはこういった上品で繊細な見た目の洋菓子はあまり見かけません。かつ、ちゃんと甘いお菓子だからです。
お菓子と言ったらポテトチップス、ポップコーン、チョコレート(そのまま)です。(ポテトチップスの種類の多さには驚きますが)
クッキーが入ったアソートも人気でしたが、シガールのほうが食いつきがよかったです。
机においておいたら、反響が反響を呼んで一瞬でなくなりました。
アメリカ人に喜ばれるお土産③白い恋人
白い恋人は日本人が食べても美味しいですよね。
アメリカ人が好む理由はヨックモックと同じでアメリカにあまりない繊細な洋菓子でありながら、ちゃんと甘いお菓子だからだと思います。
個装になっており、ばらまきやすいのも良いですよね。
北海道以外では普段はなかなか見かけませんが、空港で買えることもあります。(中部国際空港では出発ゲートあとのお店でも売っていました)
アメリカ人に喜ばれるお土産④カントリーマアム
カントリーマアムも間違いないです。
どこの日本のスーパーでも売ってますし、セールだとかなり安くで買えますよね。
アメリカ人が好む理由はヨックモックと白い恋人と同じで、繊細で美味しいお菓子だからです。
これもばらまきやすくて良いですよね。
「温めるとさらにおいしいぞ」と教えたらすぐに電子レンジでチンしてました(笑)
アメリカ人に喜ばれるお土産⑤ハイチュウ
ハイチュウはアメリカでも時々見かけます。ただアジア食品スーパーぐらいかもしれません。
最近はアメリカでハイチュウの現地生産も進んでいるようです。
アメリカ人に説明するときは「メントスみたいなもの」と教えてます。ただメントスとはちょっと形と触感が違いますよね。
その触感、甘いフレーバー、手軽さ、色鮮やかなパッケージがアメリカ人にうけていました。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑥アルフォート
アルフォートも人気があります。
日本だとコンビニでも買える手軽さですよね。
チョコ+ビスケットのようなお菓子はアメリアでもあると思います。
ただこんなに小さいかつ、1個ずつに船の絵が描いてあるチョコなんてありません。
この”かわいさ”が人気の秘訣だと思います。
↓のような個装が配りやすくて便利です。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑦-1神戸風月堂ゴーフル
私の知る限りゴーフルのようなお菓子をアメリカで見たことはありません。
ゴーフルを見て第一声は「これはなんという名前の食べ物なんだ?」でした。
「ゴーフル!」と教えても「???」という感じでした。
後で調べたんですが、ゴーフルはフランス語でアメリカではwaffle(ワッフル)になるようです。
ワッフルは並々のクッキーを想像する気がするので少し違う感じがしますが。
ただ食べたあとの反応は「Great!」でした。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑦-2北斎ゴーフレット※2024.8更新
日本を感じられるかつ、アメリカ人が好むお菓子をとうとう見つけました。
Hokusaiの絵はアメリカ人でも知っている人がそれなりにいます。
さらにこのパッケージはMt.Fujiです。
日本人と働いているアメリカ人は結構な確率で富士山の存在は知っています。
これをお土産として渡したところ、まずHokusaiの絵に興味津々でさらに味も好みにあうようで、みなご満悦でした。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑧亀田の柿の種
ここにきて最初で最後の日本のお菓子「柿の種」です。
これは似たようなスナックがアメリカにもあるのでアメリカ人にも受け入れられやすいです。
Rice crackerと伝えれば変な顔をせずに持っていきます。
ピーナッツとピリ辛のスナックが相性抜群です。
アメリカ人も「ビールと一緒に飲みたいね」と言っていました。ただ仕事中にバクバク食べつくしていましたが。
梅しそ味やわさび味はやめておくことをお勧めします。特に梅。
わさびもアメリカでは寿司のおかげである程度知名度がありますが、まだちょっと異様に思われると思います。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑨フリクションペン
ここで文房具を紹介させてください。
文房具はあまり多くの人に配ることができませんので8番目にしました。
Pilotのフリクションペン、これは日本が世界に誇る発明品だと思います。
アメリカでは買えません。世界進出してアメリカでも普通に買えるようにしてほしいです。
アメリカ人が日本に出張した際にこれと替芯を大量に買って帰っていました。
私も一時帰国した際に唯一買って帰るものはこのフリクションペンぐらいです。アメリカに代替品はありません。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑩お箸(100円均一)
最後は定番のお箸です。
みなさん意外に思われるかもしませんが、アメリカ人は箸を上手に使います。
余談ですがアメリカ人に対する「箸上手に使えますね」は日本人に対する「フォーク上手に使えますね」と同じ感覚だと聞きました。
ちょっと侮辱に値する可能性もあるそうなので言うことは控えるようにしています。
日本食料理屋ではみんなお箸をメインで使います(味噌汁はスプーンで飲みますが)
お土産として買っていくには100均の日本っぽい桜柄や和柄が良いと思います。
もしくは下のようなアメリカンなお箸もアメリカでは売っていないので子供用で意外と喜ばれます。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑪日本風な付箋(ポストイット)
一度、文房具屋さんでかわいい和柄の付箋を買って渡したことがあります。
女性に非常に好評でした。
もったいなくて使えないと言ってずっと机に飾っていました。
私も自分ように買って帰り、デスクに置いています。話のネタになりますね。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑫Jagabee(じゃがびー)※2023.2更新
2023年2月に日本一時帰国後、アメリカ人にお菓子中心のお土産を買って帰りました。
その中でキットカットを並んで人気があったのがこのJagabee(じゃがびー)です。
「まるでフレンチフライ(フライドポテトの英語)のようなスナックだ!」
「一袋をいっぺんに食べちゃって子供の分がなくなった!」
とのコメントをいただきました。
たしかにじゃがびーのような見た目のスナックはアメリカでありそうでないですね。
今一番のイチオシです。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑬ピザポテト※2023.6更新
アメリカにありそうでないピザポテトです。
日本人はピザまでポテトチップスにするのか?と驚いていました。
たしかにアメリカのスーパーマーケットでピザ味のポテトチップスはみかけません。
これはアメリカ人にとっては革命的なポテトチップスなのかもしれません。
アメリカ人は「Pizza Potato(ピッツッァポテェィトォ)」と美しく発音していたのに少し笑いました。
アメリカ人に喜ばれるお土産⑭日本酒(獺祭)※2024.8更新
日本酒は特別な人へのお土産枠です。なおアメリカ英語だと日本酒はSake(発音はサァキィ)です。
実際に私はアメリカ人同僚のDirector(役員)やSenior Manager(部長)レベルに昇格のお祝いなどで買って渡していました。
獺祭を買っておけば間違いないです。
獺祭はアメリカでも大きい日本食スーパーに行けば売っていることもあります。
ただしめちゃくちゃ高価です。日本で買っても高いですが、さらに2-3倍ぐらいの価格です。
なおアメリカに免税で持ち込めるお酒の量は1リットル(1000ml)までです。
720ml瓶を買っていくことをオススメします。
アメリカ人へのお土産におすすめしないもの
ここからはいままでの経験からあまりアメリカ人が好まないお土産をご紹介しようと思います。
- ようかん(あますぎると言われる)
- あんこ(あますぎると言われる)
- ひよ子(あますぎる、口の中がDryになると言われる)
日本の和菓子は甘すぎると感じるようです。
日本人にしたらアメリカのカップケーキの甘さに圧倒されてしまいますがね。
まとめ
みなやはり食べたことのないよくわからない食べ物を口にするのは勇気がいりますよね。
アメリカ人だって同じです。
あんこや羊羹はみためもアメリカ人にとっては異様に見えると思います。
文房具をお勧めしている方が多くいらっしゃいますが、私は洋菓子を中心にご紹介いたしました。
お菓子のほうがみんなに渡すことができるからです。和菓子はばらまきづらいのも難点です。
せっかくなのでみんなに日本を感じてもらいつつ、Omiyageを楽しんでほしいですよね。
この記事が少しでも皆さんのお土産購入に参考になれば幸いです。
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