アメリカでクレジットカードを作ると、マイルがもらえたり、ホテルポイントがもらえると聞いたりしますよね。
ただ結局どのクレジットカードを作ったらいいか迷いませんか?
実際はアメリカで作るべきクレジットカードはあまり多くはありません。
私は、アメリカ駐在後、旅行をクレジットカードの入会ボーナスでほぼまかなっています。ほぼ自身では支払っていません。
私はこのChase Sapphire Preferred credit cardを作ったことでカンクンのオールインクルーシブに4泊ポイントだけで宿泊できました。
この記事では、在米日本人の間でよくあがる”チェイスサファイア”について、なぜみなこのカードを作るのかその理由と特典をまとめました。
なぜみんなこのカードを作りたがるの?
ずばり入会ボーナスで航空系マイル&ハイアットポイントをがっつり貯められるから!
Chase Sapphire Preferred 基本情報
カード発行会社 | Chase |
年会費 | $95 |
入会ボーナス(通常) | 60,000ポイント |
入会ボーナス(過去最高) | 100,000ポイント |
ミニマムスペンド | 3か月で$4,000 |
カードブランド | VISA |
5/24ルール*詳細下記 | 対象 |
入会ボーナスの多さとChaseポイントの使いやすさがこのカードをオススメする理由です。
Chase Sapphire Preferred 他カードとのポイント率比較
2022年のベネフィットとしてGrocery(食料品)とDining(レストラン、持ち帰りを含む)がポイント3Xとなりました。
普段使いカードとしても使いやすくなりました。
以前は、ミニマムスペンド完了後は、あまり普段使いに向いているカードではありませんでした。
しかし、今はミニマムスペンド完了後も、食料品やレストラン、旅行使いなどの活躍の場がありますね。
Chase Sapphire Preferred 入会ボーナス
通常入会ボーナスは60,000ポイントです。
2019年には初年度入会費無料もありましたが最近はしばらく見ていないですね。
過去最高は100,000ポイントでしたが一度見ただけでその後は60,000ポイントが続いています。
ボーナスは頻繁には発生しません。
60,000 – 80,000ポイントでも十二分に申請する価値があると思います。
Chase Sapphire Preferred ベネフィット
赤太字についてはここから詳細を補足します。
1. 貴重なVISAカード
アメリカで生活していると時々AMEXで支払うことができないケースがあります。
代表はCostcoです。VISAでしか支払いできません。在米歴が短い方はVISA持っていないのでニコニコ現金払いをされている方も多く見かけますね。
また公共料金も、私の地域では水道・ガス・電気はVISAかMasterでしか支払いができません。
また普段使いでもダウンタウンの駐車場がVISAかMasterしか使えないこともありました。
ミニマムスペンドの消化にもありがたいです。このカードを入手したら全ての支払いをこのカードに集約することができますね。
2. 毎年ホテルで使える$50クレジットがもらえる
カードを更新するタイミングでこちらのベネフィットが付与されます。
年会費は$95のうちこれを消費できれば実際の年会費は$45となります。
注意点はChase Ultimate Reward(Chaseのサイト内)で予約が必要です。
選べるホテルは多いです。普段から旅行されている方にとっては使える特典だと思います。
3. 毎年使った分の10%がポイントで付与される
年間$25,000使ったとすると$2,500がポイントで付与されます。
普段であれば年会費発生のタイミングでカードを更新するか解約するか迷うと思います。
前述のホテル$50クレジットと組み合わせると、2年目以降もカードを更新することもありですね。
4. レンタカー車両損害補償(CDW:Collision Damage Waiver)付与
Chase Sapphire Preferredはレンタカー保険が付いてきます。(必ずこのカードで支払いをしてください)
CDWとは事故などで車にダメージがあったり車の盗難に遭った時など、レンタカーに何かしらの損害が発生した場合に、 レンタカーの車両本体の損害を100%全額補償してくれる保険です。注意する点は、悪質であったり重大な過失がある場合は補償されない事があり、天災も対象外です。
意外と見落としがちなんですが、このCDWがこのカードの大きなベネフィットだと思います。
このカードはPrimary insuranceがついてきます。Primaryだと事故やトラブルがあった場合に個人で加入している保険を適応するのではなく、クレジットカードのレンタカー保険が適応されます。
Second insuranceのカードはそこそこありますが、Primaryは知る限り3-4枚しかありません。年会費$95はその中で最安だと思います。
レンタカーの保険って高いですよね。通常CDWは$20~$30/日ぐらいします。それがこのカードでカバーしてくれます。
Auto Rental Collision Damage Waiver
Decline the rental company’s collision insurance and charge the entire rental cost to your card. Coverage is primary and provides reimbursement up to the actual cash value of the vehicle for theft and collision damage for most rental cars in the U.S. and abroad.
Travel And Purchase Protection: These benefits are available when you use your card. Restrictions, limitations and exclusions apply. Most benefits are underwritten by unaffiliated insurance companies who are solely responsible for the administration and claims. There are specific time limits and documentation requirements. Once your account is opened we will send you a Guide to Benefits, which includes a full explanation of coverages.
https://creditcards.chase.com/rewards-credit-cards/sapphire/preferred?iCELL=61FY
ジェイはアメリカ国内で旅行するときは必ずレンタカー費をこのカードで決済していたよ
Chase Sapphire Preferred デメリット
以前は入会ボーナス受領以降はあまり活躍する機会がなく年会費$95をペイしづらかったです。
しかし今は「ホテル$50クレジット」と「レストラン・食料品3倍ポイント」がベネフィットが追加されたので回収しやすくなりました。
しいて言えば、AMEXゴールドをお持ちの方は、普段使いにはならないかもしれませんね。
レストランと食料品はAMEXゴールドの方がポイント付与率が高いです。
Chase Sapphire Preferred おすすめポイントの使い道
ハイアットポイントに移行
一番わかりやすくて使いやすい交換先だと思います。AMEXポイントからは移行できません。
1 Chaseポイント → 1ハイアットポイントに移行可能です。
オールインクルーシブホテルのハイアットジラーラカンクンに25,000ハイアットポイント/日で宿泊可能です。
入会ボーナスだけで、念願のオールインクルーシブホテルに2-3泊できちゃいます。
以下このカードとWorld of Hyatt Credit Cardの組み合わせでハイアットジラーラに5泊した記事です。
航空系マイルに移行
航空会社のマイルに1:1で移行可能です。
United・Southwest・Air France・British Airways・JetBlueなど網羅しています。
航空チケット・ホテル手配(Chase Ultimate Reward経由)
Chase Ultimate Rewardで1ポイント:1.25セントとして使えます。
全てをポイントで支払う必要はなくポイント不足分はキャッシュやクレジットカードで支払い可能です。
Chase Sapphire Preferred 承認・入手までの道のり
Chase Sapphire Preferredは在米歴1年以内にクレジットカードが承認されることは難しいです。
おおよそ1年半ぐらいが申請の目安だと思います。必要クレジットスコアは750程度。
しかしある方法により承認の可能性をぐっと高めることができます。
私は「1. Chase Bankの銀行口座を開設すること」を実施し、無事2020年1月にこのカードを入手しました。
2019年1月にアメリカ駐在を開始したのでちょうど12か月です。SSN取得から計算すると11か月です。
Chase BankはChecking口座を開設しました。
実はChase Bank口座はデビットカードを持っているだけで、ディズニーランド(フロリダ、カリフォルニアともに)特別優待を受けることができます。
グッズ購入時10%オフやキャラクターと写真撮影ができたりします。
こういったベネフィットもあるので作成してみてはいかがでしょうか。
今なら口座を開設し一定金額をキープすることでボーナスを入手できます。
もしリファーラルコードをお探しの場合は、コメント欄もしくは当ブログのお問い合わせからご連絡ください。
(参考)Chase 5/24ルールとは
Chaseのクレジットカードは24か月で5枚までしか作成できないルールがあります。
Chaseのクレジットカードだけでなく、AMEX他すべてのカード(ビジネスクレジットカードを除く)も含みます。
また自分で申請したカードとAuthorized userとして作ったカードも合算されます。
Chaseのクレジットカードは非常に魅力的なだけに、このルールには非常に悩ましいですね。
つまり計画なしにやみくもにクレジットカードを申請することはおすすめしません。
まとめ
Chase Sapphire Preferredは入会ボーナスポイントに無限の可能性があります。
さらに新たなベネフィットが加わり、年会費を払って更新する価値のあるクレジットカードとなりました。
在米直後の方は、申請しても承認されることは難しいと思います。
クレジットカードヒストリーが蓄積された在米2年目以降にぜひ申請されてみてはいかがでしょうか。
アメリカで間違いなくおすすめのクレジットカードです。
このカードのおかげでカンクンのオールインクルーシブにポイントだけで4泊できました。
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