【2023年6月】VPN6社の価格比較-料金が安いVPNは？-

こんにちは。アメリカ在住のジェイ(@Jay19878)です。2019年からアメリカ駐在しています。

みなさん海外から日本のドラマやバラエティー番組を安く、かつ手軽に楽しみたくありませんか？

もしくは日本から海外限定の動画サービスにアクセスしたいと思いませんか？

VPNがすべてを解決してくれます。

例えば「VPNを使った動画ストリーミング（ネットフリックス、Tver、アマゾンプライム）接続」は手軽に始められます。

ただ料金がどのぐらいかかるか気になりますよね。

この記事ではVPNプロバイダごとの料金を徹底的に価格比較してみました。

さらにVPNをアメリカから実際に使っている私が、VPNを安く契約するコツも伝授します。

いまいちばん価格が安いVPNサービス【2023年6月時点】

• 2年契約：AtlasVPN 　＊月額$1.82 or 239円
• 1年契約：AtlasVPN 　＊月額$3.29 or 431円
• 6ヶ月契約：CyberGhostVPN　＊月額$6.99 or 1,000円
• 1カ月契約：MillenVPN 　＊月額$1,360円

2023年6月現在はAtlasVPN がもっとも値段が安いVPNでした。

AltasVPNは値段は破格も破格ですが、そのほか通信速度や同時接続デバイス数でも優れています。

しかし、日本語サポートが充実していないことに不安を感じるかもしれません。

よって結論は

日本語サポートがなくても良い方はAtlasVPN 、充実の日本語サポートを希望する方はMillenVPN をおすすめします。

【日本円】いちばん価格が安いVPN料金比較表

日本円で価格が安いVPNサービスをVPN大手6社で比較してみました

会社	NordVPN	ExpressVPN	AtlasVPN	SurfShark	MillenVPN	CyberGhostVPN
2年プラン	540円 +3ヶ月延長		239円 ＋3か月無料	346円	360円	310円 ＋2か月無料
1年プラン	620円 +3ヶ月延長		431円	485円	540円
6ヶ月プラン						1,000円
1ヶ月プラン	1,760円		1,573円	1,798円	￥1,360	1,790円
返金保証	30日間	30日間	30日間	30日間	30日間	45日間

【アメリカドル】いちばん価格が安いVPN料金比較表

米ドルで価格が安いVPNサービスをVPN大手6社で比較してみました

会社	NordVPN	ExpressVPN	AtlasVPN	SurfShark	MillenVPN	CyberGhostVPN
2年プラン	＄3.99 +3ヶ月延長		$1.82 ＋3か月無料	＄2.49		$2.11 ＋3か月無料
1年プラン	＄4.59 +3ヶ月延長	＄6.67 +3ヶ月無料	$3.29	＄3.49
6ヶ月プラン		＄9.99				$6.99
1ヶ月プラン	＄12.99	＄12.95	$11.99	＄12.95		$12.99
返金保証	30日間	30日間	30日間	30日間	30日間	45日間

価格が安いVPNおすすめランキング

第1位：AltasVPN（アトラスVPN）

AtlasVPN （アトラスVPN）はアメリカに本拠地を置くVPNサービスプロバイダ

AtlasVPNはVPN市場に比較的最近参入してきた企業です。しかしながらすでに世界中で600万人を超えるユーザーを保有。

ユーザーの安全性やプライバシーを保護するために、軍事レベルの暗号化の技術を使い、さらに厳格なノーグポリシーを採用しています。

2020年10月に最大手VPNプロバイダNordVPN の傘下に入ることを発表しました。参考リンク

NordVPNの傘下となることで、より一層のVPNサービスの拡張が期待できます。

AtlasVPN
サーバー設置国数	38カ国以上
サーバー数	750台以上
同時接続可能台数	無制限
返金保証期間	30日
支払い方法	クレジットカード、PayPal、GooglePay, Cryptocurrencies, Klarna
対応デバイス	Windows, macOS, Android, LINUX, iOS, AndroidTV, Amazon Fire TV
対応アプリ	iOS, Android
本拠地	アメリカ・デラウェア州
日本語対応	なし

第2位：CyberGhostVPN（サイバーゴーストVPN）

CyberGhostVPNは東ヨーロッパのルーマニアに本拠地を置くVPNサービスプロバイダ（ユーマニアなんてめずらしいですよね）

「サーバー設置国：90か国」「合計サーバー台数9,100台」VPNサーバー設置数が業界最大級。

「45日間無料保証」も他のVPNサービスと比較して、特出しています。（他社は30日間保証）

45日間無料保証を使えば、動画サービスへの接続を存分にお試ししたうえで、決めることができますね。

CyberGhostVPN
サーバー設置国数	90カ国
サーバー数	9,100台以上
同時接続可能台数	7台
返金保証期間	45日
支払い方法	クレジットカード, PayPal, GooglePay, AmazonPay, bitcoin
対応デバイス	Windows, macOS, Android, LINUX, iOS, AndroidTV, Amazon Fire TV, appleTV, Google Chrome, Firefox
対応アプリ	iOS, Android
本拠地	ルーマニア
日本語対応	あり

第3位：MillenVPN（ミレンVPN）

MillenVPN を運営する会社は、レンタルサーバーmixhostで有名な「アズポケット株式会社」です。

公式ホームページを見てもあきらかですが、すべてのサービスが日本人向けなので日本語サービスが充実しています

安全面でもノーグポリシーをかかげていたり、同時接続台数が10台だったりと、他の海外のサービスに引けをとりません。

2022年に料金も大幅改定。よって2年プランや1年プランであっても、他社と大きく価格差はなくなりました。

MillenVPN
サーバー設置国数	72カ国
サーバー数	1,300台以上
同時接続可能台数	10台
返金保証期間	30日
支払い方法	クレジットカード、銀行振込
対応デバイス	Windows, macOS, Android, iOS,
対応アプリ	iOS, Android
本拠地	日本大阪
日本語対応	あり

VPNをお得に契約する方法

すこしでもVPNをお得に契約したいですよね。VPNをお得に契約する方法をご紹介します。

長期契約

多くのVPNサービスは、長期契約をしてくれる人に割引してくれます。

例えば、1年間の契約や2年間の契約を選ぶことで、月額料金が大幅に割引されます。

2年契約すると割引率はかなり大きく、80％オフになることも

よって長期的な利用を予定している場合にはコストを節約することができますね。

一方で、長期契約をすると一括で費用を支払うことになるので、途中で解約が必要になった際にリスクはありますのでご注意ください。

ブログなどのリンク先を経由の契約

当ブログなどのリンク先経由で契約した方が安くなるケースがあります。

グーグル検索からVPNプロバイダのウェブサイト経由で契約するよりも、ブログなどのリンク経由で表示される金額を比較してみてください。

ブログ記事で紹介されているリンクから公式ウェブサイトにアクセスした方が、料金が安いことが多いです。

返金保証

多くの一部のVPNサービスは、無料返金保証契約期間を30－45日と設定しています。

つまり最初の1カ月は無料でVPNをお試しすることが可能です。

この期間は正規契約と同じ扱いになるので、すべてのサービスが利用できます。

いろいろなVPNサービスを使ってから最終的に気に入ったプロバイダをぜひ判断しましょう。

VPNとは

VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、日本語訳すると「仮想の専用回線」です。

一般的なインターネット回線を利用して作られる仮想のプライベートネットワークのことです。

例えば、お店や駅構内に設置されている無料Wi-Fiなどを通してインターネットを利用する場合、個人情報を盗み取られたり、データが改ざんされるなどのセキュリティリスクがあります。

そこで、仮想の専用線をあいだにかますVPNを利用することで、セキュリティリスクを減らすことが可能になります。

では、VPNの目的は何なのでしょうか？

• 個人ユーザー（わたしたち）
  • VPNを使用することで、IPアドレスなどの情報が暗号化されることにより、制限される可能性のあるサイトやサービスへのアクセスが可能になる。
• 企業
  • VPNを使用することで、リモートの従業員も会社内のローカルネットワークに安全に接続できる。法人用VPNは、企業内の業務効率化とサイバーセキュリティを目的とする。

VPNでできること・メリット

VPNを使うことでできること、メリットをご紹介します

安全なデータ転送

自分のインターネット上でのデータを監視される心配がなくなります。

例えばテレワークで自宅で仕事をしている場合に、インターネットを経由して情報授受をするとどうしても情報漏洩が気になります。

VPNを使えば、データを暗号化し、安全に送受信するため、不正アクセスからデータを守ることができます。

Wi-Fiネットワークのセキュリティ向上

公共のWi-Fiネットワークはセキュリティリスクが高いため、VPNを使用することでデータを保護することができます。

例えば、街中のお店や施設に誰でも使える無料公衆Wi-Fiがありますよね。

便利な一方で、部外者が情報を抜き取ることができるケースもあります。

VPN接続したうえで、公衆Wi-Fiに接続すれば、軍事レベルのセキュリティレベルで情報を暗号化してくれるので、安心です。

ジオブロッキング（地域制限）の回避

一部のウェブサイトやサービスは地域制限されています。

VPNを使用すると地理的な制約を回避してアクセスすることができるようになります。

例えば、「アメリカから日本のTverが見たい！」という場合、日本からアクセスしないと動画を視聴することができません。

VPNを使うことで、日本からアクセスしているように見せることができるので、視聴が可能になります。

VPNの選び方（価格とサービスのバランス）

これまでは価格重視でVPNプロバイダを紹介してきました。

ここからはそのほかにVPNを選ぶうえでのポイントをご紹介します。

通信速度

通信速度が速いとストレスなく動画サービスを視聴できます。

下のグラフは2023年のVPN速度比較データです。参考記事：Fastest VPNs of 2023 – Our top 13 for speed

動画の視聴には30Mbpsあれば十分と言われていますので、今回ご紹介したVPNサービスはどこも問題ないですね。

• 超高画質（UHD、4K）: 25Mbps～
• 高画質（HD）: 5Mbps～
• スタンダードの画質（SD）: 3Mbps～

サーバー設置国とサーバー台数

サーバー数が多いと最速で接続できるVPNサーバーを探しやすくなります。

会社
VPN世界サーバー台数	5,400+	3,000+	750+	3200+	1,300+
世界拠点数	60+	94+	38+	100+	72+

今回ご紹介したVPNプロバイダがどれも多くのサーバー設置しています。

私たちが接続したい国にある「アメリカ、日本、欧州各国など」はどのVPNプロバイダも多くのサーバーを設置しています。

安全性・セキュリティー

個人情報がたくさん詰まったスマホやパソコンをとおして、インターネットに接続するので安全性はきになります。

それを判断する材料は、「ノーグポリシー」と「ASE-256暗号化」です。

「ノーログポリシー」とは、VPNサービス企業があなたの通信記録や接続情報などの個人情報を、自社サーバーに保存、共有、追跡しないという宣言

「AES-256暗号化」は、米国家安全保障局（NSA）が推奨しているレベルの暗号化です。つまりVPNを通しても、そう簡単にはデータのやり取りが解析できないということです。

会社
ノーログポリシー	あり	あり	あり	あり	あり
AES-256暗号化	あり	あり	あり	あり	あり

どのVPNプロバイダもセキュリティー基準をクリアしています。

同時接続可能デバイス数

この数字が多いと、多くのデバイス（Windows, Mac, iPhoneなど）かつ、多くの人数で同時にVPN接続ができます。

会社
同時接続可能台数	6	5	無制限	無制限	10
対応OS	Windows, MacOS, Linux, Android, iOS, Chrome, Firefox, Edge, Android TV, Firestick, Chromecast, Kinde Fire 他	Windows, MacOS, Linux, Android, iOS, Chrome, Firefox, Edge, Apple TV, Roku, Chromecast 他	Windows, MacOS, Linux, Android, iOS Android TV, Fire TV	Windows, MacOS, Linux, Android, iOS, Chrome, Firefox, Edge	Windows, macOS, iOS, Android

AltasVPNとSurfsharkは無制限なので、同時接続数を気にせず、VPNを楽しめます。

まとめ

この記事ではVPNサービスの価格を徹底比較してみました。

通常、ブログなどで取り上げられるランキングや比較表とはまた違う結果が見られたと思います。

「価格」はもちろんですが、「通信速度」「サーバー設置国とサーバー台数」「安全性・セキュリティー」「同時接続可能デバイス数」どれもみてもAtlasVPN は十分におすすめできる結果になりました。

価格がやすいVPNを契約することで、リーズナブルにそして快適な動画ストリーミングライフを送ってください！